● 外洋統括委員会 |
”飲酒操縦は控えましょう”
国交省・海保、飲酒操縦取締り強化へ。会員の皆様、下記の新聞報道に注目してください。
陸上同様海上においても飲酒操縦は危険です。事故は未然に防ぎましょう。
『飲酒運転撲滅への世論が高まっていることを受け、国土交通省は10月から船員の飲酒規制を強化することを決めた。船員法などで飲酒しての操縦などを禁じていたが、これまで基準が不明確だったりするなどして、実質的な取り締まりは事故発生時に限られていた。今後は、車の運転時にならい、呼気1リットル中0.15ミリグラム以上のアルコール検出で「酒気帯び」とする。
新たに基準が設けられるのは、総トン数20トン以上の「一般船舶」の乗組員。同船舶では数値基準がこれまでなかった。20トン未満の「小型船舶」は、呼気1リットル中0.5ミリグラム以上との基準があったが、一般船舶とともに、「0.15ミリグラム」に強化する。
船員法や海上運送法などは、飲酒操縦や甲板監視任務を禁止しており、違反すれば免許停止などの行政処分のほか、旅客・貨物船舶の船員は100万円以下の罰金の対象としている。
国交省によると、海難審判庁が96〜00年にかけて扱った5959件の事故のうち、飲酒が原因の事故は50件あった。同省は「これまで基準がなく、事故発生時や明らかな酩酊(めいてい)状態でないと処分できなかったが、立ち入りで取り締まりを強化する」と話している。毎日新聞 2006年9月28日 (外部リンク)』