2005年ISAFユースワールドセーリングチャンピオンシップ
日本代表選手選考会レポート
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4月29日(金)〜5月1日(日)の3日間、佐賀県ヨットハーバーにおいて本年7月に開催されるユースワールド(釜山)の最終国内選考会が開催された。
昨年9月に開催された「オリンピックウィーク」の上位ユース選手をユースナショナルチーム候補選手として推薦し、本年3月の「強化合宿」(唐津)を経て最終参加した隻数は、
420級が10隻(男子5チーム、女子5チーム)、レーザー級が8隻、レーザーラジアル級が9隻の参加となった。
4月29日(金)は、200度方向からの5〜7m/secのコンディションで3レース、4月30日(土)は、200度を中心とした風向で5〜8m/secで5レース実施、最終日は前日と同様なコンディションで2レースと、予定した10レース全てを消化することが出来ました。 |
420級は、男子/女子の順位が目まぐるしく入替える熱戦の中、男子では地元玄海セーリングクラブの斉藤 航/吉永 弘斗組が他チームを抑えて代表権を獲得しました。
女子420級は、長崎ジュニアヨットクラブ 大曲/今泉組と三ケ日高等学校 高橋/津ヶ谷組の対決となり、終盤のレースで順位を上げた高橋 友海/津ヶ谷 加衣組が小差で抑え代表を獲得した。 |
レーザー級では、レーザー級のレガッタ等に積極的に参加し、北海道のハンディーを見事克服し、短期間で急速なレベルアップが図れた札幌第一高校 藤谷 匠君が安定して上位成績をとり、代表権を見事に獲得しました。
レーザーラジアル級では、レースごとに順位が入れ替わるレース展開の中、最終的にはいわきJr.ヨットクラブ 高橋 香さんが逃げ切り代表権を獲得しました。 |
北海道、福島県、静岡県、佐賀県と代表選手が全国に分散する形となりましたが、次年度以降は各県連とより情報交換、発信、連携を持ちながら、優秀なユース選手の発掘とデータ管理を徹底したいと考えます。今後もよりユース競技者が増えた中で、厳しいレース環境を勝ち抜き真の代表を獲得できる選手が、海外で活躍できる環境を造る必要があると考えます。 |
今回代表になった各選手は、ナショナルチーム強化合宿(レーザー級/レーザーラジアル級)に参加し、より高い技術の選手との合宿を実施する予定です。
420級は、ナショナルトレセンである唐津で大会出発前に合宿を計画し、最終の調整を行なう予定です。
全国で活動するユース選手の育成、発掘にご協力をお願い致します。 |
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