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● オリンピック・パラリンピック 

アテネ2004パラリンピック セーリング競技
Photo by ISAF
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競技会場とレース期間

パラリンピックセーリング競技は2004年9月18日〜23日までの6日間(Days1-6)アギオス・コスマス・オリンピック・セーリングセンター(Agios Kosmas Olympic Sailing Centre)をベースにして行われる。同センターは、オリンピックヴィレッジから34km、アテネの中心地より約14km離れたヘリンキオ(Hellinkio)に位置する。

アテネパラリンピックセーリング日程
2004年9月
10日オリンピックマリーナオープン
11日〜14日機能的クラス分け
10日〜17日トレーニング 10時より17時まで
17日パラリンピック開会式
17日プラクティスレース
18日〜23日レース(最大9レース)
24日表彰式
28日パラリンピック閉会式

競技種目
1人乗り キールボート種目(2.4mR)オープン
3人乗り キールボート種目(ソナー)オープン

アテネパラリンピック日本代表選手の横顔

  • 1人乗り キールボート種目(2.4mR)
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    Photo by ISAF
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    須藤正和(大分県)車椅子使用
    2003年世界障害セーリング選手権一人乗りクラス(2.4mR)で日本にアテネ出場権をもたらした、わが国2.4mR乗りの第一人者。ワールドなど、世界を相手のセーリング経験も豊富でシングルも期待できる。アトランタ、シドニー、アテネと3回のパラリンピック出場となる。

    アテネでアピールしたいこと:仕事を持ち、限られた時間しか練習ができない中でもベストを尽くして頑張っていること。


  • 3人乗り キールボート種目(ソナー)
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    Photo by ISAF
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    笠井美栄子(東京都)車椅子使用
    シドニーパラリンピックのSONARクラススキッパー。2003年世界障害者セーリング選手権出場をはじめ国際レース参加経験も豊富。ポジションはジブトリマー及びスキッパー。

    アテネでアピールしたいこと:チャレンジの場として1つでも上をめざす努力。

    麻生恒雄(大分県)視覚障害B1
    IFDS公認レースの2002年大分パラリンピックチャレンジレース出場を機会に強化練習に参加し、いくつもの国内レース参加から代表選手を勝ち取った努力の人。パラリンピック初出場。

    アテネでアピールしたいこと:日本初の視力障害のパラリンピックセーラーです。

    曽根陽子(神奈川県)車椅子使用
    身体的にスキッパーが適任。世界選手権にも出場したことあり、海外とのレースでSONARの頭脳として活躍が期待される。パラリンピック初出場。

    アテネでアピールしたいこと:日本チームのセーリングというものを、そして、ヨットレースはどんなに面白い競技かをアピールしたい。

    村澤和則(東京都)切断
    1999年、2003年の世界障害者セーリング選手権に出場.。スナイプ、2.4mR、SONARと乗船経験豊富。どのポジションもこなせるオールラウンドプレーヤー。パラリンピック初出場。

    アテネでアピールしたいこと:障害を持っていても、これだけのことができるということを社会全体にアピールするとともに、自分が障害を負ってから多くの人に心配をかけ、またその人達に支えられ今日に至っています。その人達に自分はここまで頑張ることが出来た、ということをお見せして、感謝の意を表わしたいと思います。


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