● ジュニアアカデミー委員会 

ジュニアセーリング・シーマンシップアカデミー



第1回ジュニアセーリング・シーマンシップアカデミー
4月12日(日)、神奈川県葉山町の葉山新港でJSAFジュニアアカデミー委員会の第1回「ジュニアセーリング・シーマンシップアカデミー」が開催されました。
Photo:Ken Toyosaki
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海上でセーラーに具体的なアドバイスをする関講師
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実際に船に乗り込みテクニックを直伝する後藤講師
 このアカデミーは、固く言うと「海・船に関する国民の一層の理解促進を図るため、オリンピック経験者や全国のナショナルチーム経験者を全国各水域で行われているジュニア・ユース対象のスクール等に派遣し、技術指導や講演活動を行うことで、海洋国家日本にふさわしい操船技術の向上及び質の高いシーマンシップの教育を目的とする」ことなのですが、平たく言うと、各地で行われているスクールや練習会などに優秀な講師を派遣し、いつものスクール内容をさらにブラッシュアップしていただこうというものです。 

 JSAFの新しい試みであり、その栄えある第1回のアカデミーに参加したのは葉山町ヨット協会に所属するジュニア、ユースのセーラーたち。そして、今回の講師はアテネオリンピック銅メダリストの関一人さん、そしてJSAFナショナルチームだった後藤浩紀さん。

 アカデミーは朝一番の簡単な講義の後、午前と午後の海上練習、そしてセーリング後の座学と密度の高い内容がぎっしりと詰まっていました。とくに、海上練習では関、後藤の両講師が選手たちの船に乗り込んで直接レクチャーするなど、子どもたちにとっては夢のようなシーンもあり、あっという間に1日が終わりました。
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座学で熱心に聞き入るジュニア、ユースのセーラーたち
 関さんは「五輪選手といえどもみんなと同じセーラーなんだよということを感じてもらいたかった」と言い、後藤さんは「吹いてきたら船を上らせて逃げるんではなく、ヒールを抑えて風のパワーをスピードに変えようよ」と具体的なアドバイスをしていました(なお、後藤講師の「ヨットレースに勝つための基本中の基本」の講義内容を掲載しています。ここをクリックしてください)。

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 なお、第1回アカデミーの詳しいレポートはJ−SAILING77号に掲載の予定です。


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2人の講師を囲んでの記念撮影
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WMV 240KB
ジュニアセーラーに自らの体験を語る後藤コーチ