● JSAFレース委員会 外洋小委員会 |
外洋加盟団体系レース(ハンディキャップ レース)主催の主意事項(ガイド)
このガイドは一般的に日本国内で開催される、
加盟団体フリートレース、特別加盟団体クラブレース等の、 ラウンドブイレース及び短めのディスタンスレース(外洋ではなく沿岸)を対象としています。1) 大会 公示 NOR (Notice Of Race) RRS付則 J,K 参照
簡単で要点が分かりやすく(長いと読まない人がいる)。
参加するかしないかを決定するための、情報、判断材料の提供が主題。
シンプル公示ガイド (別紙参照 DOCファイル)2) 帆走指示書 SI (Sailing Instructions) RRS付則 L 参照
簡単で要点が分かりやすく(長いと読まない人がいる)、同じことを繰り返さない。
競技規則、クラス規則の変更は慎重に。RRS86,87 要注意
シンプル帆走指示書ガイド (別紙参照 DOCファイル)3) 参加(エントリー)受付 必要書類 3.1 参加申込書 (参加者全員の緊急連絡先等、必要事項記入) 3.2 公示に記載された事項に同意(特にRRS1章134が問題)して申し込む
と言う確認が取れる(申し込み=誓約)ような書式がのぞましい。3.3 JSAF特別規定申告書(カテゴリー34別)(別紙参照 カテゴリー3・カテゴリー4 PDFファイル)
JSAF外洋特別規定の運用方法について (別紙参照 PDFファイル)3.4 有効な船検証のコピー(航行区域 要注意:保険処理に関連 限定沿海の遠征艇) 3.5 有効な責任者の小型船舶免許証のコピー 3.6 有効な保険証書のコピー(できれば賠償だけでなくヨット総合保険) 3.7 有効なJSAFメンバーカードのコピー 3.8 最新の有効なレーティング証書のコピー *証書の発行日及び有効期限の確認
IRCクラスはhttp://jsafirc.com/ このSITEで各艇の最新のTCCの確認が可能です。4) 成績
RRSを適用規則としているレースでは、レースは得点によって順位を決定する。
シリーズレースであれば得点の合計をもって順位を決定する。
RRS付則 A2を、NOR,SIにより変更することはかまわないが、 各レースの順位を決めるにあたり、タイム オン タイム であれば、 各艇の所要時間に修正係数を掛けて出た数値(修正時間)の大小により順位を決める。
したがって選手が自艇、他艇の所要時間、修正係数を掛け簡単に確認できる成績表が望ましく、 また間違いを選手が発見できるような表示が望ましいと思われます。
間違いを発見すれば、救済の要求をすることもあります。RRS62 要注意そこで必要事項としては、(赤字は必須、その他はサービス)
艇名、艇長名、sailナンバーまたはリコールナンバー、修正係数ナショナルセールレター(国際レースの場合必須)(その他の情報?艇種-----、)
スタート時刻、各艇フィニッシュ時刻、(フィニッシュ順位)所要時間(所要秒 表示:比較しやすい)、修正時間 (修正秒表示:比較しやすい)、そして順位、得点 又、距離、及び 平均風速等の記載が あれば より親切です。
*所要秒 修正係数 修正秒 の表示の必要性:選手が自艇とライバル艇との 時間差を検算、確認をしやすくする。* SITE検索でサンプルを探し、見つかったリザルトおよびそれを参考に見やすく
エクセルでつくり直したサンプル資料添付します。(別紙参照5-1 PDFファイル・5-2 XLSファイル)検討してください。
エクセルに、慣れている方であれば、より見やすい選手に親切な成績表も簡単に制作できると思います。
レース、レガッタ得点のサンプル(2009JPC準備)も添付します。(別紙参照 XLSファイル)5) 修正時間の算出方法の選択
Time On Time(TOT) と Time On Distance(TOD), PLS(TimeとDistanceの併用)があり、 レース距離が修正時間算出に入る方式TOD,PLSでは距離を間違えると、修正時間が狂ってくる(修正順位に影響が出ることがある)のでコース設定が重要になります。公式レース距離をスタート前には公示(普通の国では)しないと選手が自分の修正時間の確認ができません。運営に不安(人材、ハード類の不足、水深大等)がある場合はTOTが良いと思われます。
6) ナイトレースの注意事項
夜間でRRSにかえて、海上衝突予防法を適用(夜間ラフィングの制限)する場合、 適用する時間をSI(帆走指示書)に明確に記載すること。
*開催地の 日の入り時刻〜日の出時刻 一般的海上衝突予防法 参考部分 (別紙参照 PDFファイル)
7) IRCクラスのレース 主催ガイド (別紙参照 PDFファイル)